こんにちは。能登美です。
今年の東京の冷夏で、頭が痛いんです・・と云うお話を、今日あるビールメーカーさんから聞きましたが、
ほんと気温が上がらない日が多いですよね・・・・その代わり熱中症にもなりにくいのかもしれませんが、
普通って何かは判りませんが、例年通りであって欲しいな・・・・とは個人的に思います。
やはり四季折々の風情を感じられるのが日本の良さだと思いますし、食に携わる以上それが安定した旬の食材にも繋がると思ってます。
今の能登の旬なモノ、色々あるんですが、見た目がおんなじ、でもでも、風味食感が全く違うと云う食材を今日はご紹介したいと思います。
そして、個人的に、そのモノが良ければ、
今まで食べてきたのは何だったのか!?とまで思わせてくれる・・・・いや、そう思いたいお魚さん。それは能登の地物の「平政」さんでございます。
7年ほど前、七尾の魚屋の社長から
「今日がんど(ワラサ)用意できんもんで、代わりに平政の良いがんあるけどそれでいいけ?」と連絡があり、
無いものはしょうがない、それでいいですと答えました。飛行機便で届いた「平政」さんを見て「がんどやん・・」と思いました。
用意出来たんやん!と。それで調理場のスタッフがおろしてくれ、身を自分に見せてくれたのですが、薄オレンジのような色に
「なんやこのがんど!脂一つものっとらん、こりゃだちゃかんわ・・・・。」(全然ダメだ)と落胆しました。
とりあえず味見をしようと一切れもらいました。
サクッ!!!!「はい!!??何この食感!?」十分咀嚼して、飲み込んで一言・・・・
「これが能登の刺身や・・・・」でした。
その場の調理スッタフに、「直ぐ食べてみて!!この味が能登の魚の味だから!」たぶん原文のママです。
食した二人も絶句しました・・・・勿論、良い意味の方で。自分の知識不足なだけなのですが、本当にびっくりしました。
ところが気候等の変化で、最近良いモノが少なくなったと聞いております。
やはり自然界は平凡であって欲しいな例年通りがいいな・・・・と願う一日でした。
今日のブログは着地点を見失ってますね・・・・ごめんなさい。
お店は元気に全店営業しておりますので、能登の海鮮や食材をご用意して、昼飲みから深夜営業まで皆様のご来店心よりお待ちしております。