こんばんは。能登美です。
大分お久しぶりになってしまいましたが、世の流れから自分達はどうしたらいいのか正直判らなくなり、この四方山話ブログもマックスO・Tさんにあげてもらってました。
でも書きたい事がなかった訳ではありません。こんな世の中だからこそ人の想いをめちゃくちゃ感じさせられるお話を今日はしたいと思います。
僕は1歳で父親を病気で亡くしました。でも、支えてくれた家族、親戚、友達、色々な方達のお陰で寂しさを知らずに生きてこれました。
その中でも、従妹のゆきちゃんとその旦那様の大森夫婦には言葉にできないくらいお世話になってきました。
母親は1歳、4歳、8歳の子供を抱えて37歳で独り身になりました。必死で仕事をして僕達三人の姉弟を育ててくれました。
ですので、遊びなんて言葉はありえません。そんな僕達をいつも色んな所に連れて行ってくれるのが大森夫婦でした。
いつの時代にも僕にとってかけがえのない存在として居てくれました。一枚目の写真は何だか判りますでしょうか?
これは大森のおじちゃん(ゆきちゃんの旦那様)が一生懸命掘り起こしてくれた里芋です。
この量を見て下さい。しかも洗ってくれてあります。どれだけの労力が必要か・・・・これを僕の為にわざわざダンボール一杯に詰めて東京に送って来てくれたのです。
なんの、何一つの見返りも一切求めずです。お金を渡すと逆に怒るぐらいです。「そんなんより、また帰って来たら家に遊びに来てよ」と。
・・・・・有り得ないと思います。只々感謝しかないです。僕の魚以外の当店一押しの「里芋の旨揚げ」はこんな想いがいっぱい詰まった逸品です。
是非当店にご来店の際は一度召し上がって頂きたいです。味の優しさに納得して頂ければ幸いこの上なしです。
「大事大事に使わせてもらうちゃ!!本当に本当にいっつもきのどくなありがとねッ!!」