こんにちは。能登美です。

今年はどうしたことか暖冬どころか、本当に暖かい日が続いて、毎年この時期は羽毛布団を出してるはずが、

もうたぶん今年は良いかな？と思っていました。ただ不安なのは、今年が異常なのか、

それとも温暖化によってこれが当たり前になってしまうのか・・・・

先日もニュースで、旬の野菜が暖冬の影響で育たないと出ていました。

冬は寒いものです。今年が異常であってくれとずっと願っていました。がしかし、今日はさっぶいですねぇ～。

これが普通です。そしてこんな寒くなると、当店の本領発揮でございます。

当店の冬の看板メニューは誰が何と言っても「能登産天然ぶりしゃぶ」でございます。

でもでも、当店鍋のメニューは色々あるんです！！しかも一年中変わらずあります。

なぜか？・・・・・答えは僕が好きだからです。許されるのであれば、真夏でもクーラーのしっかり効いた中でお鍋を食べたいのです。

なんじゃい！！って思われた方申し訳ございません。でもでもこの意見に賛同して頂けるお客様も非常に多いでございます。

しかも、当店のお鍋は全て一人前からOKです。なぜか？・・・・・答えは色々なものを食べて頂きたいのと、

一人のお客様でもお鍋を食べて頂きたいからです。これはまともな話だな！っと思って頂けましたかね？

ですので、当店この寒さは本当に本領発揮なのでございます！！

恒例の長い長い前置きから本日ご説明させて頂きますのは、大人になったら汁で酒を飲もう！！を楽しめる、

「牡蠣のいしるみぞれ鍋」でございます。何を訳の分からん事言うとれて？？ですよね？すいません、ご説明させて頂きます。

まず「いしる」とは日本三大魚醤の一つ（らしいです）で、烏賊の内蔵等を発酵させて造ります。

このお鍋は、その「いしる」を当店特製出汁で割ったモノで味付け致します。

まずは煮込みます。グツグツグツグツグツグツグツグツグツグツグツグツまんが日本昔ばなしを想い出す音がしてきたら、

まずは出汁と、雪の様な見た目の、大根をすりおろしたみぞれを一緒に取ります。

そしてそこで すかさずそのお出汁を一口。「クぅ～～～～～～～～～～」ってなります。

舌ではなく心がぽかぁ～っと温かくなる感じです。「さ、さ、さ、酒をくれんかのぉ～」と心が叫びます。

その欲望のままに一口グイと日本酒を流し込むと全身に旨味が沁みわたります。

もうここでタマランチさんなんですよね・・・・お汁で酒を飲む感覚は私め20代ではもっておりませんでした。

始めて土瓶蒸しを頂いた時、金槌で頭をぶん殴られた様な感覚になりました。

これが大人か・・・・・心からそう想いましたね。その感覚を楽しめるのがこのお鍋でございます。

後は牡蠣を食べようが、熱々の京都産の 「とっぽ」（能登で豆腐の意）や白菜を食べようが、それは自由でございます。

とにかく、個人的な意見ですが、このお鍋は出汁を楽しんで下さい。

某〇ップ〇ードルのカレー味みたいな楽しみ方です！！・・・・・・解るかッ！！

すいません、またもや暴走してしまいましたが、こんなさっぶい夜、当店の鍋彩々を是非試しに来て欲しいでございます。

本日も能登美全店は、皆様のご来店心よりお待ちしております。