命を紡ぐ味・・・・リベンジVer.From能登美

こんにちは。能登美です。

今日は、去年のクリスマスイブに意味深なタイトルにも拘らず、内容は全く関係ないモノをあげてしまったリベンジ(再挑戦)でございます。

昨年12月の前半、新橋2号店に出勤する際、駅からお店まで向かう途中ちょっと寒気がするかなぁ~ぐらいに感じていたのですが、

それがどんどんどんどん強くなり、お店に着く頃には歯をガチガチさせるほど震えていました。

ダラ(能登地方でアホの意)は風邪を引かないと云う言葉は噓だな・・・・などと下らない発想が出来たのもその時まで。お店に着くとベンチシートに倒れ込んでしまいました。

ホールの開店準備をしてくれているアルバイトのズーカちゃんが暖房を最強にしてくれたのですが、とにかく寒くて仕方ありません。その上震えで全身の筋肉がつった様に痛み始めます。

その日の刺し場のY坊の防寒着を来ても震えが止まりません・・・・「う゛ぅ゛~~~~~~~~~」とただ唸るだけの自分に

「これ飲んでください」とY坊が持って来てくれたモノ・・・・それは、彼が賄い様の特製ラーメンを作るために仕込んでくれたスープでした。

震えが酷くその器を持つのもままならない僕は、やっとの思いで口に運び「ゴクリ」と一口飲みました・・ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

「旨いッ!!」今度は旨さで身体が震えました。そんな状態でも色々な魚介類で出汁をとったのが直ぐに判りました。

熱々のスープ、旨味の凝縮したスープ、Y坊の想いがこもったスープ、無我夢中で飲み干しました・・・・すると先程までの強烈な震えが少し和らぎました。

この味は今の自分にとっては最早尊くすらある。「命を紡ぐ味」こう表現するのが一番かなと。Y坊本当にありがとうございました。

その日の新橋店、新橋2号店のスタッフの気遣いでそのまま直ぐ帰宅させて頂きました。あのスタッフの気遣いも僕にとってはある意味「命を紡ぐ味」でした。

その後お医者様でちゃんと診察してもらったのですが、インフルエンザも陰性、特に悪いところもなく、過労心労が原因だろうと。

それが原因であれば、今完治したなと感じれる程、心強い仲間達にに守られていると確信した日でした。

この商売をする以上一人では何も出来ません。皆の力があってこそです。スタッフの皆様いつもありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

こんな素晴らしいスタッフがいる能登美全店は、今日も元気一杯皆様のご来店心よりお待ちしております。

 

あっ、機会があったらY坊が別の日に作った特性ラーメンのお話、このブログで上げさせて頂きますね。(料理長が見たら大激怒かも知れませんが)