ある喜びの形・・・・

こんにちは。能登美です。

人間のやりがいとか生きがいについて考える事があります。

毎日毎日酷いニュースばかり・・・・自然には勝てないのは解っていますが

無情だなぁと ただただ思うばかりです。悲しくても辛くても人は生きていかなければいけない。

その中でやはり、やりがいとか生きがいを持つことが辛い事があっても支えになると思っています。

昨日こんな事がありました。これからピークタイムを迎えようと云う時に、社員lineに一つの写真があげられました。

それがこの写真でございます。添えられたメッセージは「〇〇様の刺し盛りです。Y坊作」でした。(Y坊とはスタッフのあだ名です)

送り主は能登美の総料理長。僕は見た瞬間震えが来ましたね・・・・

Y坊の入社時から知っている自分。面接の日、初出勤の日、今でも鮮明に覚えています。

お魚を覚えたくて、将来自分のお店を持ちたくて、彼はそう言って能登美に来てくれました。

勿論入社時はズブの素人。包丁を少し使った事があるくらいで、1から覚える、そんな感じでした。

自分の想いとは違う色々な事が仕事上課せられたり、必死にやっても上手くいかない事を重ね ずっと辛抱しながら来ました。

3年前「能登美新橋店」のオープンの際、彼にチャンスが訪れました。

あるお客様のお任せの刺し盛りを、総料理長の命で作るようにと。

 

・・・・・・結果はボロクソに怒られて終了でした。

 

あれから3年。写真とメッセージを見て、あのY坊がなぁ・・・・と感慨深くなり、それと同時に喜びがこみ上げてきました。

自分自身は当たり前ですが頑張ります。そしてお客様から評価され褒められれば勿論嬉しく思います。

でもそれより、自分以外の他のスタッフが褒められたり認められたりすることの方が断然嬉しく感じます。

どんなに想っても中身は代わる事はできません。そのスタッフが努力して掴むしかありません。

なので、そんな場面があった時、やりがいや生きがいを強く感じ、めちゃくちゃ嬉しく思うんです。

お客様の喜びの表情、スッタフの成長、色々な事に喜びを感じれる自分は本当に幸せ者だと思っています。

「Y坊、必死の努力は報われるんだね。続けて頑張っていきましょう。」

 

今日も能登美は昼飲みから東京ドームイベント終わりの飲み会等深夜営業まで、旬の海鮮や野菜、美味しいお料理をご用意して皆様のご来店心よりお待ちしております。