素朴でも顔は顔・・・・

こんにちは。能登美です。

すっごい雨でしたね・・・・バケツをひっくり返すと云う表現がありますが、正にそんな感じの大雨でしたが皆様大丈夫だったでしょうか?

ただ、あの雨のおかげで涼しくはなりましたよね?個人的に最近の中で初めて秋の訪れを感じる夜になりました。

秋って物悲しく感じませんか?なんでなんですかね・・・・子供の頃は夏休みが終わる寂しさぐらいに思ってたのですが、大人になってもそう感じてしまうんですよね。

なので、少し秋を感じた今日は素朴な一品をご紹介したいと思います。

「自家製の糠漬け盛り合わせ」です。素朴ですよね?めちゃくちゃ素朴ですよね?色んなメニューがある中でも素朴さ満載な一品なのですが、でもでも当店の大事な顔の一つなんです。

個人的に、美味しい焼き鳥屋さんは拘った糠漬けを絶対自家製で作ってる様に思います。焼き鳥屋さんにとって、自家製の糠漬けって大事なお店の顔の一つなんだなぁと勝手に思ってしまいます。

当店もそこまでではないかも知れませんが、創業前から糠を毎日混ぜ混ぜしてずっと継ぎ足して糠漬けを作ってきました。ただ、糠漬けって本当に難しいんです。

何が難しいって、人によって好みがぜんっぜん違うんです。あるお客様は「あんまり漬かってないならもらうよ」・・・・あるお客様は「古漬けみたいにしょっぱいヤツならもらうよ」

あのぉ~どうしたらよろしいでしょうか?・・・・悩んだ結果、当店の枠を作ってその枠に収まる塩梅で行きましょうとなりました。

お客様が帰られた後、お料理が残っていた際は何が原因かを確かめる為に味見をするようにしてるのですが、

糠漬けの場合はかなりシビアに「少ししょっぱい」とか「漬かりが甘い」とか調理場のスタッフと話すようにしてます。

個々の好みの別れるモノですので、無難に無難に・・・・でも色々食べると最後に辿り着くのがここだったりしますので、やはり大事な一品なんですよね。

お客様が召し上がられて、「ホッ。」っとなる糠漬けを目指して今日も混ぜ混ぜ頑張ります・・・・・

「混ぜるのは僕なんですけどッ!!」調理場のJムちゃんに文句言われました。

能登美は今日も昼飲みから東京ドームイベント終わりの飲み会、深夜営業まで、旬の海鮮をご用意して皆様のご来店心よりお待ちしております。