ある絆の形・・・・・

こんにちは。能登美です。

今日は昨日新橋2号店であったお話しを一つさせて頂こうと思います。

僕はこのお仕事が本当に好きだし、毎日素晴らしいお客様に恵まれて有り難い限りと日々思っておりますが、

またしても昨日それを再確認させて頂ける出来事がありました。

昨日新橋2号店にご来店された あるお客様は、地元能登の「穴水」と云う町の生まれで、

4ヵ月程前にも同じメンバーでご来店頂いたのですが、その集まりは穴水中学校の同級生同士と云う事でした。

半世紀以上前に皆様東京に出てこられて、その仲間とこうしてお酒を酌む交わす事ができるなんて、なんて素敵な事でしょう!

と憧れました。お互いを「〇〇くん」「〇〇ちゃん」と下の名前で呼び合い、ちょっと標準語なまりの能登弁で話す。

あのお客様達の目には、数十年前の能登の景色が見えているのかなぁ~などとも思いました。

前回の時も「東京にこんな良い店あったかいね」(こんな良い店あったんだ!)「能登におるみたいやわ」(能登にいるみたいだよ)

「まんでたのしいわね」(物凄く楽しいです)と方便で言って頂き、めちゃくちゃ嬉しくなりました。

そのお客様が今回、能登が世界に誇る伝統工芸品「輪島塗」、

その「輪島塗」で、それぞれの名前が入ったお箸をご持参してくださいました。

遠く故郷から離れて、紆余曲折人生の荒波を乗り越えたうえで、

今、楽しそうにお酒を酌み交わしながら昔話に花を咲かせてらっしゃる光景は、尊くすら感じました。

帰り際「このお箸置いてってもいいかね?」「次回またこの箸で食べさせてもらえっけ?」

・・・・・これはこのお客様と当店の絆の証だと感無量になりました。

どこに幸せを感じるか?何に幸せを感じるか?改めて感謝の想いが強くなりました。

営業自体は毎日同じ事の繰り返しです。でも中身は素晴らしくドラマチックにお客様がしてくださいます。

「いつもきのどくなありがとうございます!!」(いつも本当にありがとうございます!!)

今日も能登美は昼飲みから東京ドームイベント終わりの飲み会等深夜営業まで、旬の海鮮や野菜、美味しいお料理をご用意して皆様のご来店心よりお待ちしております。